Transcription

1. P-24ピント:

   思ったより結構残ってるじゃない。

2. T-14ミホ:

   そだね…下手すると見失っちゃいそう…。

3. C-77紅蓮:

   ターゲットは前方の三叉路で右側に向かうところまで確認できましたが、そこで信号が途絶えました。壁の両側に自動タレットが隠れているので気をつけてください。

4. C-77紅蓮:

   ミホ、処理できそうですか？

5. T-14ミホ:

   ちょっと待ってくださ～い。

6. T-14ミホ:

   ん～、あれは電源ケーブルかな？

7. P-24ピント:

   そうみたい。

8. P-24ピント:

   狙えそう？何なら私が吹き飛ばすけど？

9. T-14ミホ:

   これくらいカンタンカンタン～。

10. C-77紅蓮:

    タレットの無力化を確認しました。

11. C-77紅蓮:

    信号が感知できない敵がいるかもしれないので、警戒を緩めず引き続き前進してください。

12. C-77紅蓮:

    特異事項があればまた連絡します。以上。

13. P-24ピント:

    ふぅ…

14. T-14ミホ:

    まだ慣れないの？お母さん、本当はすごい優しいじゃん。

15. P-24ピント:

    わかってるわよ。でもどうにも慣れなくて…。マニュアル通りっていうか硬すぎるのよね。

16. T-14ミホ:

    お母さんがいないときはあんただってお母さんって言うくせに～

17. P-24ピント:

    ちっ。それはみんながそう呼ぶから私もつられて言うだけよ。

18. P-24ピント:

    だいたいさ、なんで作戦官のことお母さんって呼ぶのよ？

19. T-14ミホ:

    う～ん…なんでかな…お母さんみたいだから？

20. P-24ピント:

    聞いた私がバカだった…

21. T-14ミホ:

    本当だってば～冷たそうに見えるけど、実は私たちのことをすごく考えてくれてるんだよ。

22. T-14ミホ:

    あんたもちょっとその固定観念捨てて、心を開いたらどうなの？

23. P-24ピント:

    あ～、もういいわよ。その話はまた今度―あれ？

24. T-14ミホ:

    え？

25. P-24ピント:

    あんたも見た？

26. T-14ミホ:

    うん。あそこの角！長い髪が通り過ぎた！

27. P-24ピント:

    追いかけよう！