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Transcription
- 主人公:
- 小型ドローンが撮影するリアルタイムの映像で、
アザズとアルファの作業を見守った。 - 主人公:
- 2人はゲートから離れ、作戦通りアルファは体を隠した。
そして、ラビアタがこちらに振り返る。 - …開けてくれ。
- 主人公:
- 重そうなゲートがゆっくりと開く…
- 主人公:
- 全員が攻撃に備え防御態勢を取ったが、銃弾と砲弾は飛んでこなかった。
- 主人公:
- 代わりにずらっと並ぶAGSたちの前を、オメガが靴音を鳴らしながら歩いてきた。
- レモネードオメガ:
初めまして、人間様。
- レモネードオメガ:
レモネードオメガ、正式にご挨拶申し上げます。
- 主人公:
- アルファと同じように深々とお辞儀をするオメガが意味深な笑みを浮かべた。
- レモネードオメガ:
直接お目にかかりたいのですが…?いつまでそうやってバイオロイドの後ろで
ビクビクと隠れていらっしゃるおつもりです? - レモネードオメガ:
統治者というものは威厳を示すべきだと私は思いますが。
- はっ。うちの子たちは過保護なもんでね。
- 主人公:
- 挑発を適当にかわしつつ敵の戦力を確認した。
- 主人公:
- 初めて見るAGSが多く、完璧に把握することはできなかったが、
オメガを含めると今対峙している隊員たちの戦力を超えることだけは確実だ…。 - レモネードオメガ:
戦力が思ったより少ないですね?あ~そういえば。
- レモネードオメガ:
わざわざ私のために鉄虫まで防いでくださっていましたね?
本当にありがとうございます。 - お礼に降伏してもいいぞ?いや…命令だ。降伏しろ。
- 主人公:
- 念のため命令してみたが、レモネードは楽しそうに笑うだけだった。
- レモネードオメガ:
ふふ、どうやら甘く見ていらっしゃったようですね?
- レモネードオメガ:
私は、人間様の命令なら火の中水の中、どんなことにも命を惜しまないような
プライドの欠片もない方たちとは違います。 - レモネードオメガ:
あぁ…、そうです。人間様が全裸でひれ伏して、私の足に口づけを
してくださるのなら、考えてあげてもいいでしょう。 - レモネードオメガ:
それがいやなら…私の奴隷なんてどうです?
- レモネードオメガ:
そちらの隊員さんからお聞きしましたが、絶倫だそうですね?
ふふ、楽しみですわ~? - レモネードオメガ:
もちろん―
- レモネードアルファ:
いい加減にしてください。
- レモネードオメガ:
………アルファ、あなた…
- レモネードアルファ:
私の新しい旦那様に対する侮辱はこれ以上容認しません。
- レモネードオメガ:
結局裏切ることにしたんですか?数年前から立ち振る舞いが怪しいと
思っていましたけど。 - レモネードアルファ:
あら、そうでしたか?なら何故見て見ぬフリをしたんです?
- レモネードオメガ:
私と同じ機種がそんな愚かな判断をするとは想像もできなかったからですっ…!
- 主人公:
- オメガのケストスヒマスが回転し、光を放ちだしたが、
アルファのものからも同じ現象が発生し、すぐに両方とも静かになった。 - 主人公:
- この結果に驚くこともなく、オメガは舌打ちするだけだった。
- もう一度言う。降伏してもいいぞ?
- レモネードオメガ:
私の旦那様は一人だけです。
- レモネードオメガ:
チャンスがあれば裏切る卑しい虫と同じように話しかけるのはやめてもらえます?
吐き気がする。 - 交渉決裂だな。オッケー、仕方ない。
- 主人公:
- 隊員たちは既に各々の武器を構え、俺の命令を待っていた。
- 攻撃開始ッ!!
- レモネードオメガ:
蹂躙しなさいっ!!