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Transcription
- 主人公:
- 川の河口に進入したオルカ号から部隊が上陸したが、ホードは鉄虫からの
激しい攻撃のせいで予想移動距離の半分も進めていなかった。 - 現在の状況は?
- レモネードアルファ:
上陸した部隊は合流地点に到着し待機中、ホードは依然として移動中です。
- ……
- 主人公:
- カーンとホードは相変わらずよく持ち堪えているが、弾薬と体力には限界がある。
- 主人公:
- 彼女達を無事にオルカに連れてくるためには、送り込む部隊の規模も大きくなり、
そうなるとそれに比例した規模の鉄虫と戦うことになる。 - ひとまずホードに弾薬を補給する計画を立ててくれ。可能か?
- アルマン枢機卿:
山脈が険しいですが、不可能ではありません。
- 主人公:
- 慌てて地形情報を確認しながら作戦計画を立てているアルマンを待っていると、
外部から通信要請が入ってきた。 - これは……
- エヴァ:
お久しぶりです。
- ……今日も問題を解決してくれるのか?
- 主人公:
- 思わず出てしまった若干皮肉っぽい言い方にも、
エヴァは眉ひとつ動かさずにいた。 - エヴァ:
まぁ、そうとも言えます。前にも言いましたよね?私は司令官、あなたを助けると。
- ……
- エヴァ:
状況が状況ですし、すぐに本題に入ります。ラビアタを呼んでもらえますか?
- ラビアタプロトタイプ:
……確かに、私なら鉄虫を突破してホードと合流できます。
- 主人公:
- ラビアタとモニター越しに対面したエヴァは、大部隊を送ってホードを
帰艦させるのではなく、ラビアタをホードに合流させることを提案してきた。 - エヴァ:
そうね。昔のあなたならまだしも、今のあなたなら可能だわ。
- エヴァ:
あの時治療を受けていなかったら、今頃まともに立つことすら
出来なくなっていたでしょうね。 - じゃあ、あの時助けてくれたのは…
- 主人公:
- 以前、エヴァがラビアタを治療するヒントをくれたということを思い出した。
- エヴァ:
否定はしません。でもあの時のラビアタに言ったことは本気よ。
- エヴァ:
私の目的のうち二つを達成するための手段が一致しただけです。
- …エヴァ。お前はどこまで知っているんだ?
- エヴァ:
程よい感じに。
- 主人公:
- その言い方に、これ以上質問には答えないという意志が感じられた。
- エヴァ:
ですが、見ない間に随分と成長されましたね?
強いて言えば、オメガをあそこまで追い詰めたのは私も驚かされました。 - 守るものが出来たからな。
- 主人公:
- しばらく無言で俺を見ていたエヴァの口角が少し上がる。
- エヴァ:
まぁいいでしょう。では遅れないよう急いでください。
- エヴァ:
ラビアタがホードと合流したらまた連絡します。
その時に何をすればいいのかお教えいたします。 - 主人公:
- 通信が切れると、俺とエヴァの会話を静かに聞いていたアルファが口を開いた。
- レモネードアルファ:
旦那様、エヴァを信じるのですか?
- アルファはどう思う?
- レモネードアルファ:
実際に見たのは今回が初めてなので即断はできませんが、本人も言っていた通り、
他の目的があるのは間違いありません。 - レモネードアルファ:
そして、その目的とやらが旦那様の害にならないとも言い切れません。
- ラビアタプロトタイプ:
ですが……その目的を達成するための小さな目的は、
今までご主人様の役に立ってきました。 - …そうだな。
- 主人公:
- 上陸していた部隊に帰艦指示を出し、ラビアタに視線を移す。
- 輸送ドローンを護送してカーンに合流してくれ。ストライカーズも一緒に。
- レモネードアルファ:
その後は……?
- 何を言い出すのか聞いてみよう。受け入れるかどうかは、その時決める。
- 主人公:
- ひとまずは友好的と言える関係だが、相手の考えがわからない以上、
安心はできない。 - でも…俺達を手玉に取るような相手と下手に敵対するのもまずい。
- レモネードアルファ:
その通りです。今は参謀会議を開いて今回の作戦に対する備えを検討しておきます。
- レモネードアルファ:
そして、その後についても。
- わかった。では…ラビアタ、頼んだ。
- ラビアタプロトタイプ:
はい、ご主人様。お任せください。