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Transcription
- MH-4テティス:
て、敵艦隊全てがこちらに押し寄せてきます!
- AG-2Cセイレーン:
食い止めます!何としても!!
- AG-2Cセイレーン:
アンフィトリテさん!サラシアさんと一緒に迂回して敵の側面を狙ってください!!
正面はホライゾンが引き受けます! - アンフィトリテ:
わかりました。
- アンフィトリテ:
非常に危険だと思いますが……正面をお願いします。
- AG-2Cセイレーン:
はい。お任せください!
- MH-4テティス:
副艦長!今回は旗艦も一緒に突っ込んできています!
- AG-2Cセイレーン:
……くっ……。旗艦は…私の艦砲でも……
- MH-4テティス:
…わ、私の対艦ミサイルなら残ってます!こ、これで、な、何とか…!
- AG-1ネレイド:
今発射しても対空砲と迎撃機に一瞬で撃墜されるだけだよ!
- AG-1ネレイド:
甲板兵の私が言うんだから間違いないよ!
- MH-4テティス:
うぅ……
- AG-2Cセイレーン:
……アンフィトリテさん!
- アンフィトリテ:
何でしょう。
- AG-2Cセイレーン:
旗艦を何としても無力化しなければなりません!
- AG-2Cセイレーン:
他の艦はともかく、あの戦艦に主砲を撃たれてしまっては空港にいる方達が……!
- アンフィトリテ:
現在の火力で撃沈は不可能です。
- アンフィトリテ:
主砲の発射を阻止するなら……主砲塔にダメージを集中させて、
使えなくするしかありません! - MH-4テティス:
そんなので大丈夫ですか!?艦で一番頑丈な部分ですよ!!
- アンフィトリテ:
装甲が厚くて貫通しにくいだけです。
- アンフィトリテ:
私たちの特殊榴弾なら短時間ではありますが、
艦砲の物理的な動作を停止させることができます。 - アンフィトリテ:
…あのような化け物に通用するかはやってみないとわかりませんが……。
- AG-2Cセイレーン:
…やりましょう。それ以外に有効そうな方法がありません。
- MH-4テティス:
敵旗艦、群島地域に進入してきました!
あと少し前進されれば空港が有効射程に入ります! - AG-2Cセイレーン:
私が1番砲塔、アンフィトリテさんは2番、サラシアさんは3番砲塔を狙ってください!
- AG-2Cセイレーン:
3で同時に発射します!いち、にの…!
- AG-2Cセイレーン:
そ、そんな……
- AG-2Cセイレーン:
さっきのが最高速度ではなかった……?
- アンフィトリテ:
し、信じられない出力です。どうやってあんな図体にあれほどの速度と加速を…!?
- MH-4テティス:
3番砲塔付近で火災発生!
- MH-4テティス:
旋回が止まったところを見ると、無力化に成功したようです!
- アンフィトリテ:
あの艦砲なら、残り二つの一斉射撃でも空港の一つくらい
一瞬で焦土と化します!何とかして止めないと!! - レモネードガンマ:
龍、聞こえたか?旗艦がお前の防衛線を突破した。
- 無敵の龍:
ガンマ……!
- レモネードガンマ:
さぁ!早く本気で私を倒さないと空港はもちろん、
バンクーバー全土が滅茶苦茶になるぞ! - レモネードガンマ:
もうこれで私に集中するしかなくなっただろう……!!
- 無敵の龍:
ガンマ、いい加減目を覚ませ!そんなことをしてしまえば、取り返しのつかない―
- レモネードガンマ:
お前こそ!!誰よりも好戦的で戦いを楽しんでいた無敵の龍はどこに行った!
- レモネードガンマ:
私が憧れていた戦争の化身はどこに行ったんだ!
- 無敵の龍:
それは誤解だと何度も言ったはずだ!
- レモネードガンマ:
うるさい!
- レモネードガンマ:
…今のお前は、失うことを恐れて力を出し惜しみするだけの臆病者に過ぎねぇ!!
- レモネードガンマ:
その結果がどうなるのか……お前の目でしっかりと見届けることだな!