シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
鉄の王子
くっ……、力が…!
Transcription
- 鉄の王子:
くっ……、力が…!
- ラビアタプロトタイプ:
はぁ、はぁ…
- 主人公:
- 激しい死闘の末、鉄の王子が膝をついた。
- 鉄の王子:
仕方ない。
- 鉄の王子:
無知蒙昧な者どもを教育することが私の運命。
- 鉄の王子:
私の民よ。あの者たちの魂を解放してやれ!
- 主人公:
- 鉄の王子の言葉に、俺たちを取り囲んでいた大量の鉄虫が反応を見せた。
- 鉄虫だけなら何とか…!
- ⁇:
待て。
- 主人公:
- よく通る声とともに轟音が大空洞を揺らした。
- ⁇:
教皇のご意志を乱す行為はこれ以上許されぬ。
- 鉄の王子:
何っ…ぐあっ!?
- 鉄の王子:
この、この…!この私に…!
- 主人公:
- エクスキューショナーに似た鉄虫が一瞬で鉄の王子を制圧し、俺を見た。
- ⁇:
教皇のお言葉により、この無知なる幼き羊は私が連れ行く。
- 主人公:
- 隊員たちの反応を見るに俺にしか聞こえないようだ。
- 教皇……
- ⁇:
……
- ⁇:
今、深淵が蠢動する時でないことに感謝せよ。
- 主人公:
- 意味不明な言葉を残してその鉄虫は鉄の王子を連れ、姿を消した。
見上げると大空洞の天井には大きな穴が出来ていて…空が見えた。 - ラビアタプロトタイプ:
ご主人様、大丈夫ですか?
- 俺なら大丈夫だ。
- 主人公:
- ラビアタが傷だらけの体を引きずって俺に寄る。
- 主人公:
- 他の隊員たちも同じような状態だった…。
- みんな…よく戦ってくれた…。
- 主人公:
- 長い戦いが終わり、やっと生き残ったという実感が湧いた…。
- 慈悲深きリアン:
し、司令官。大丈夫…?
- 慈悲深きリアン:
さっきのあれって…一体…
- …これから…調べないとな…。
- 主人公:
- 俺だけにわかる言葉で話していたことから、鉄虫であることは確実だ。
- 主人公:
- とすれば鉄の王子は何なんだ?どうして制圧され、連れていかれた?
- 主人公:
- 鉄虫が鉄の王子を敵視するにしては、幼き羊という言葉が引っかかる。
- 主人公:
- また増えた謎と問題に頭の中がこんがらがるのを何とか落ち着かせ、歩き始めた。
- 主人公:
- 緊迫した状況が連続したせいで力が抜けてしまった隊員たちを
ひとりひとり励ます。 状況を把握しなければ…。これからのことを決断するのは俺の役目なんだから…