シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- 慈悲深きリアン:
研究所全体にものすごい量の動力が供給されてるわ!
- くそっ、何だ…!?
- 鉄血のレオナ:
司令官、鉄虫だ!
- 鉄血のレオナ:
突然ものすごい数で押し寄せてきてっ……サンドガール!ベラを支援しろ!
- 鉄血のレオナ:
全てが私たちを無視してそちらに向かっている!全てだ!…早く逃げて!
- 迅速のカーン:
司令官、緊急事態だ。
- 迅速のカーン:
メイとスレイプニールの報告によれば、空も安全ではない。
- 迅速のカーン:
マリーが部隊を指揮してオルカ号へ向かう経路を確保中だ。
これはすぐに避難したほうがいい。 - わかった。全員撤収!
- 主人公:
- 隊員たちと俺が走り出そうとした瞬間、揺れがおさまった。
- 主人公:
- そして、研究所の照明が一斉に消えた。
- ラビアタプロトタイプ:
ご主人様、私の傍にいてください。
- わかった。
- 慈悲深きリアン:
…ゲートが開きそう…。
- 主人公:
- リアンがそう言うと、暗闇の中、高い金属音とともに深層部へと繋がるゲートが
開くのを感じた…。 - 主人公:
- 奥からは低音で機械音が響き……不吉な赤い光が揺らめいている…。
- 主人公:
- 赤く、白い機械があった。
- 主人公:
- 人間とも鉄虫とも似たそれを、
どこから入ってきたのか…鉄虫たちが取り囲んでいた。 - 主人公:
- 不思議そうに自らの手を見下ろしていたそれが、赤い二つの目を俺に向けた。
- お前は…何者だ?
- ⁇:
私に…何者かと聞いたのか?
- ⁇:
はは、ははははは…!
- ⁇:
私が何者か?
- ⁇:
私は…
- ⁇:
救世主だ。
- ⁇:
肉塊というくびきに繋がれ、必滅の生を生きる愚民どもを永生の道へと導く救世主。
- ⁇:
そして、私に従う民を未来へ導く預言者である。
- お前が…鉄の王子なのか?
- ⁇:
ほう…記憶する者がいたか。
- 鉄の王子:
そうだ。
- 主人公:
- そこまで言った鉄の王子は隊員たちを見回した。
- 主人公:
- なんとなく不快な表情をしているような感じがした。
- 鉄の王子:
この栄光なる瞬間に…バイオロイド…虫どもが同席するとは…。
- 鉄の王子:
……不愉快。
- 鉄の王子:
復活の揺り籠を開けた虫一匹だけ特別に赦免をくれてやろう。
- ラビアタ:
ぐっ…!?
- 主人公:
- 鉄の王子が腕を振ると同時にラビアタが大剣を構えた。
- 主人公:
- 鋭利な金属音が鳴り響き、ラビアタがよろける。
- 鉄の王子:
お前は…
- レモネードアルファ:
ラビアタさん!
- 鉄の王子:
……はっ。
- 鉄の王子:
ははははは!そういうことか!
- 鉄の王子:
…貴様。
- 主人公:
- 鉄の王子は俺を見た。
- 主人公:
- 狂気に満ちた視線に、俺も思わず後ずさりしそうになるが、踏ん張った。
- ラビアタ:
ご主人様!危険です!
- ラビアタ:
私たちが殿を務めます、早くオルカ号に…!
- 鉄の王子:
ご主人様…だと…
- ラビアタ:
くぅっ…!!
- 主人公:
- 今度は俺を狙った攻撃をラビアタが防いだ。
- 鉄の王子:
はは、ははははは…!
- 鉄の王子:
死ね。